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カナダ人youtuberが語る!「江戸川区の住宅事情」とは?!

テーマ:コラムニュース

≪荒川と江戸川区/Photo・AC≫

 いまを遡ること4年前、2014年のTHE MANZAIにて、漫才師の博多華丸・大吉さんが優勝されたときのネタは「ユーチューバーになりたい」でした。
 その後、若年層のユーチューバーに対する認知度は急激に高まり、2017年の日本FP協会による調査では男子小学生が将来なりたい職業の第6位として、また、同年のソニー損保による調査では男子中学生の将来なりたい職業の第3位として、それぞれユーチューバーがランクインするなど、Youtubeを初めとする動画投稿者が、子供たちに強い影響力を発揮している現状が明らかになっています。

 さて、チャンネル登録者数(※1)でいえば、はじめしゃちょーさんHIKAKINさんなどが日本人ユーチューバーの代表格ですが、日本に在住し、日本から海外へ情報を発信されているカナダ人ユーチューバーの存在をご存知でしょうか?


 この「Life Where I'm From」というウェブサイト(およびYoutubeチャンネル)を運営されているグレッグ・ラムさんは、元はカナダで映像作家をされていた方で、ご家族の事情(奥様が日本人)で日本にいらしてから、Youtube上で海外向けに日本の習慣・文化を発信する動画を投稿されています。そのプロ仕込みの編集クオリティの高さも相まって、チャンネル開設から約4年間を経た現在では、チャンネル登録者数90万人・動画再生数1億回超(!)という記録をお持ちになっています。

 そんなラムさんのアップされったYoutube動画に、東京の住宅事情について発信された「How an Average Family in Tokyo Can Buy a New Home」(東京の平均的家族は、どうやって新築戸建を買うことができるのか?)という動画があります。


≪How an Average Family in Tokyo Can Buy a New Home≫
(c) Life Where I'm From

 日本ファンの外国人の方の数は相当数に上るようで、ラムさんの動画のなかでも登場する、イギリスのライフスタイル誌『MONOCLE』が選んだ「Quality of Life Survey: top 25 cities」では、ここ数年、東京は並みいる競合を相手に、1位と2位の間でトップ争いを演じています。(※2)

 そんなラムさんが今回取上げたのが「江戸川区」…なかなか渋いセレクションです。
 なぜ江戸川?!というわたしたちの心の声をよそに、その内容は、世界的に見てかなり特異な(らしい)日本の住宅事情に鋭く迫る中身になっています。(とはいえそこはそれ。お堅い既存メディアとは違い「江戸川区から新宿区までは、瑞江駅から新線新宿駅まで電車で34分」なんて誰トク?!な情報もあれば、「江戸川区はド田舎じゃないよ。江戸川区からは奥多摩みたいなド田舎にも行けるけど」等々、都内で暮らした経験のある人間なら思わず苦笑いしてしまうスパイシーなコメントが要所で効かされています。
(しかし、わたしもこの動画で初めて知りましたが、江戸川区の人口密度は、ニューヨークのブロンクス地区と同じ人口密度なのだとか。ラムさんが「僕自身、ブロンクスには行ったことないけどね!」と、茶目っ気たっぷりに教えてくれています。))

 さて、こうした軽いノリで始まる本編ですが、ラムさんの取材姿勢はいたって真面目で、解説は、日本の戸建住居の寿命の短さや、いわゆる狭小住宅・安アパートといった物件の存在、日本を長らく苦しめたバブル崩壊と、その後すっかり手出しし難くなってしまった東京の地価に関する話題へと展開していきます。その後も、現在の日本の超低金利政策からフラット35といった住宅ローンの話し、そして日本人でもあまり馴染みのない「用途地域」という、建築可能な建物用途に関する制限が、日本特有の良くも悪くも雑多な住居地域が形成する一因になっているという説明に移ってゆきます。

 不動産は個別性・地域性が高い商品とはいえ、わたしもこの動画を拝見するまで、さすがにグローバル視点まで踏み込んで考えてみたことはありませんでした。ここ数年、政府主導で中古住宅の流通を活性化させようという動きが活発ですが、確かにラムさんの指摘のように、平均世帯年収がアメリカやカナダより低い日本の生活者が、大きな借金を背負ってスペース的にも環境的にも余裕のない新築住宅を購入するのは、海外の方には奇異に映るのかも知れません。


 タマホーム不動産では中古・新築、戸建・マンションを問わず、1都3県の居住用不動産を広く取扱っております。住宅ローンや郊外型住居・都心型住居問わず、不動産のご購入またはご売却でお困りごと・お悩みごと等ございましたら、まずはお気軽にご連絡ください。



※1 Youtubeチャンネル登録者数(2019年2月12日現在):はじめしゃちょー(hajime)…754万人、HIKAKIN TV…706万人


取材・文/TN(HN)
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