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イチからわかる!品川区の小学校選択制度(中)

カテゴリ:コラムニュース



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 公立校でも過熱しつつある都心部での小学校選択制度。今回は、品川区における学校選択手続きの実際についておさらいしておきましょう。

① まず、新一年生になる児童の家庭には、入学予定月の約6か月前(入学前年の9月下旬頃)に、区から学校選択希望申請に関わる書類が届けられます。

② この書類には初め、居住地の通学区域で初等教育を担っている小学校の名前が1校だけ、デフォルトで記載されています。(※この学校がいわゆる「指定校」と呼ばれるものになります。)

③ 指定校への入学で問題ない場合は、そのまま学校選択は行われません。児童は、手許に届いた申請書類記載の指定校にそのまま入学することになります。

④ 指定校への入学を希望しない場合は、区内全域の義務教育学校の中から、若しくは、区内4ブロック(1 品川・大崎、2 大井・八潮、3 荏原西、4 荏原東)に分かれる通学区域のうち児童の居住地が属するブロックに所属する小学校から、入学希望校を選ぶことになります。

⑤ 定員に余裕があれば、希望校への入学がそのまま決定。定員以上の希望者があった小学校(ないし義務教育学校)があった場合は、抽選が行われ、ハズれた場合は以下のいずれかの選択をすることになります。
 (1)希望校の繰上げ当選を待つ(いわゆるキャンセル待ち)
 (2)定員余裕のある他の小学校(または義務教育学校)を選択し直す。
 (3)当初通知された指定校へ入学する。


 ここに学校選択制度に関係する幾つかのイベントを織り込み、時系列で示すと次のような流れになります。
 
 ① 9月下旬 学校希望調査票が配付
 ② 10月初め 希望申請の受付開始
 ③ 10月上旬~下旬 各校でオープンスクール(学校説明会)が開催
 ④ 10月末 希望申請の受付〆切り
 ⑤ 11月上旬 抽選通知発送(希望校への入学が叶わなかった児童については上記(1)~(3)いずれかを選択)
 ⑥ 11月下旬 抽選
 ⑦ 12月上旬 就学指定通知書発送(=入学先の最終決定)
 ⑧ 2月上旬~ 各校で入学説明会が開催

 長いです。区内でも人気の高い日野学園や立会小学校を希望した場合、下手をすると3か月の間、親子ともどもやきもきさせられることになります。


■学校選びは進学実績一択なのか? それとも風土・サポート・校外学習含んだ総合評価か?

 人気の高い学校があるということは、相対的にあまり評判の聞かない学校も出てくるということです。ただ、2000年から始まったこの品川区の学校選択制のお陰で、入学予定の指定校等に対し、風評含めた草の根で伝わってくるネガティブ情報を主体的に確認できる機会ができたのは大きな一歩であったと思います。

 しかしながら、小中高大とその後も続く長い教育期間を考えた時、やはり親御さんが高い関心を示されるのは、進学実績等のわかりやすい学校の取り組み成果であることも事実です。

 進学実績を支える教育カリキュラムの作成とその実践力については、校長先生を初めとする先生方の力量によるところも少なからずあり、先生方の異動等により多少の影響が出ることはやむを得ません。しかしながらその取組み成果については、基本的には、良化するときも劣化するときも緩やかに結果に反映されていきますので、保護者の側から、学校説明会等にて過去の情報と最新の情報を整合させていくといった姿勢を積極的に示すことが、学校選択制をうまく使う鍵になることでしょう。

≪次回へ続きます≫

取材・文/TN(HN)
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